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〜スクリーン設置(天吊り)〜


さて、スクリーンの設置を壁面設置から天吊り方式に変更しようと思ったのですが、この際利用したのが「ドリラー」という商品です。これは、八幡ねじから発売されています。具体的には、私は「東急ハンズ」で購入しましたが、オンラインでも買えるようです。
このドリラーを利用することにより、もともとブラケットを設置するために付属されていた木ねじを利用できるようになるのです。
※ドリラーは現在発売されていないようです。後継商品としては、「とれんぞ」が該当するようです。いずれにしても、石膏ボードの厚さや強度、スクリーンの重さを良く考慮の上、必要であればアンカー付製品にするなど、安全対策には十分に気をつけて商品を選択してください。場合によっては、アンカーではなく補強が必要なケースもあるかもしれません。

この樹脂製品は3個で160円 ドリラーを石膏ボードにねじ込んだ状態

具体的には、ドリラーはドライバーで石膏ボードにねじ込むだけです。
そして、今度は木ねじをドリラーにねじ込むのです。そうすることにより、必要な強度も確保できます。引抜強度は厚さ9.5mmの石膏ボードで21.9kgfとのことですので、スクリーン程度の重さなら、全然問題ありません。

ドリラーに木ねじを挿しこみ、ブラケットを固定する途中 天井にブラケットを固定された状態

今回は、付属のブラケット4個全てを使って固定しました。おそらく、この状態のまま当面の間は使い続けるでしょうから・・

天吊りで固定しました。ブラケットも等間隔で設置
全体象としてはこんな感じです。

実は、買ってすぐの時にはしていなかった上げ下げ時のビビリ音が発生するようになっていたのですが、壁面設置から天吊りに変更したら全然しなくなりました。やはり、壁面設置の時にはきちんと固定できていなかったのかもしれません。

ちなみに、この電動スクリーンの電源コードは2m程度ですので、そのまま下に垂れ下げるようにすれば下からでも電源を取れます。当初はそうしていたのですが、見栄えが悪いので、側面の角に沿って降りるようにモールを使ってコードを誘導しました。長さも足りなくなってしまったので、結局延長コードで対処しています。

このスクリーンのリモコンは面白いことに、1台で複数のスクリーンをコントロールできます。
大きい会場などでは使い道があるのでしょう。まあ、普通の家庭では用がありませんが・・・

電源コードはモールで誘導して隠蔽 スクリーンのリモコン

(2002年7月20日記・2007年7月修正)


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